並列?対面?テーブルレイアウトで変わる間取り
こんにちは、道北振興の笠原です。
間取りを考えるうえで大切なのは、家具のレイアウト。
なかでもダイニングテーブルは、どこのご家庭でも必要なものであり、しかも意外と場所をとります。
ダイニングテーブルをどこに置くか、どのように置くかによってLDKの形や広さも変わってきますから、注意が必要ですね。
ダイニングテーブルは、キッチンに対して並列に置く場合と対面に置く場合がありますが、それぞれにメリット・デメリットがありますので、そこを理解したうえで配置を決めていくようにしましょう。
たとえば、並列に置く場合はどうでしょうか。
キッチンのすぐ隣にテーブルがあるので、食器の出し入れや後片付けをしやすいという点がメリットです。LDK全体が広く、すっきり見えるのもいいですね。
しかし、キッチンを出入りするたびにテーブルをぐるっと回り込む形になるので、その分だけ歩数が増えるという点はデメリット。
キッチンとダイニングを横並びに納めなければならないので、広さが必要ですし、間取りにも制限が生じてしまいます。
それでは、対面にテーブルを置く場合はどうでしょうか。
キッチンのすぐ目の前がテーブルなので、配膳しやすいのがメリット。
キッチンで料理や後片付けをしながら、テーブルに座っている家族との会話を楽しめるのもいいですね。
キッチンをコンパクトにまとめやすいので、あまり面積を増やしたくないという場合は並列よりも対面の方がよいかもしれません。
いずれにしても、テーブルを置いてから「こんなはずじゃなかった…」ということのないよう、テーブルはどれくらいの大きさが必要なのか、リビングの広さはどれくらい欲しいのかを明確にしながら、計画していく必要がありますね。
モデルハウスで実際の広さをご体感いただくのも、おすすめですよ。