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写真:道産材にも及ぶ、ウッドショックの波

スタッフブログ2021.08.17

道産材にも及ぶ、ウッドショックの波

by 見角

こんにちは、道北振興の見角です。

これから家を建てるという方も、そうでない方も、材木不足・価格高騰といったウッドショックに関するニュースを、一度は目にしているのではないでしょうか。

そもそもの原因は、コロナ渦における経済政策として、アメリカが低金利政策を行ったことによる住宅需要の増加。そして、自粛生活を背景としたDIY需要の増加にあるといわれています。

これまで、日本の建築業界では木材の約50%を輸入材に頼ってきました。アメリカからの輸入材が十分に供給されないというのは、大打撃です。
アメリカがダメならヨーロッパから輸入すれば…という声もありますが、コロナ渦における経済低迷からコンテナ不足が世界的な問題となっており、現時点では木材の輸出自体が困難な状況です。


輸入材の価格はすでに前年の2倍以上にも高騰しており、国産材に頼るにしても、急激に供給量を増やすことはできないため、日本国内では木材の奪い合いが生じている状況。
そして、そうしたウッドショックの影響は、いまや道産材にも及んでいます。

ウッドショックは、今後まだ数年は続くともいわれています。
このような状況ではありますが、家づくりをスタートしたいという方。まずは一度ご相談ください。
状況に応じて、臨機応変に対応させていただきます。