実はかなり暖かい、道北振興の家の断熱性能。
こんにちは、道北振興の笠原です。
断熱性能に関する質問は、実はかなり多いです。
弊社ホームページでは性能よりもデザインを前面に出しているため、「道北振興の家はカッコイイけど寒いんじゃないの?」という疑問を感じる方が多いようです。
本日は、そんな皆さまの疑問にお答えしていきたいと思います。
まず、断熱材は旭化成ネオマフォームのダブル断熱。
ダブル断熱は、構造体の内側と外側に断熱材を施工することでより高い断熱性能を実現することが可能な断熱工法です。
サッシはトリプル樹脂サッシ。
ここ何年かで、北海道でもトリプルサッシが少しずつ増えてきているようですが、まだまだ標準的とはいえません。
そんななか、道北振興では100%トリプルサッシを採用しています。
また、換気は熱交換型換気システムで行います。
排出する空気の熱を回収して外気の温度を室温に近づけるため、換気口から冷気が入ってくることがありません。
具体的な数値を挙げると、UA値(外皮平均熱貫流率)は「0.22」。
UA値とは、家の中の熱量が壁や開口部を通してどれだけ外へ逃げやすいかを表すもので、数値が小さいほど熱が逃げにくいということになります。
北海道のUA値の基準は「0.4」ですから、道北振興の家のUA値は必要な基準を余裕でクリアしていることがわかります。
さらに、C値(相当隙間面積)は「0.4」。
C値は建物の気密性を表すのに用いられる数値で、この数字が小さいほど気密性が高いことを意味しています。
北海道のC値の基準は「2」なので、この基準も大幅にクリアしていることになります。
意外に思われる方もいるかもしれませんが、道北振興の家はこれだけの断熱性能を保有しています。
それにも関わらず性能を売りにしないのは、北海道という地域において“冬でも寒くない家”というのは、ごく当たり前のことと考えているからです。
ただのおしゃれな家ではなく、“快適性”というベースの上にあるおしゃれな家。
それが、道北振興の家なのです。