住宅ローンを組む際に加入必須の『団信』って?
こんにちは、道北振興の見角です。
家を建てる方の多くは、住宅ローンを利用されます。
住宅ローンについて調べたことのある方なら、すでに『団体信用生命保険』という言葉を目にしたことがあるのではないでしょうか。
団体信用生命保険は略して『団信』とも呼ばれ、民間金融機関で住宅ローンを組む際には加入が必須となっている場合がほとんどです。
団信はその名のとおり生命保険の一種ですが、一般的な生命保険との違いは、契約者に万が一のことがあったときに保険金が下りるのではなく、住宅ローンが全額弁済されてローン残高がゼロになるという点。
たとえば、預貯金やご両親からの援助で1千万円の現金があったとします。
その1千万円を自己資金として、残り1千万円分の住宅ローンを組んだとします。
数年後、契約者に万が一のことがあったとき、ローン残高は消えますが、預貯金もゼロ。
しかし、1千万円を手元に残したまま、2,000万円のローンを組んだとしたらどうでしょうか?
ローン残高が消えるだけでなく、預貯金はそのまま手元に残ります。残されたご家族は、安心して暮らすことができるのではないでしょうか。
団信によっては、死亡した場合だけでなく、高度障害やガン・脳卒中といった八大疾病と診断された場合にも住宅ローンがゼロになるものや、それ以外のケガや病気で一時金の下りるものもあります。
保険商品ですから金融機関によって保障内容は異なりますし、ひとつの金融機関で数種類の団信を扱っているところもあります。
住宅ローンを選ぶ際には、団信の内容も含めて検討されることをおすすめいたします。
また、生命保険に加入されている方は、団信への加入を機に保障内容を見直してみてはいかがでしょうか?
保障内容が重複している部分を見直すことで、保険料の負担を軽減できるかもしれませんよ。