「熱交換型換気システム」で熱ロスをなくして、より快適に!
こんにちは、道北振興の笠原です。
道北振興の家で標準採用されている「熱交換型換気システム」。
→実はかなり暖かい、道北振興の家の断熱性能。(https://www.d-shinkou.co.jp/blog/staff/entry-21.html)
本日は、この「熱交換型換気システム」が一般的な換気システムとどう違うのかをご説明したいと思います。
住宅には、24時間換気システムの設置が義務付けられていることをご存じですか?
住宅建材や家具、日用品などに使用される化学物質が原因で起こるシックハウス。
住宅の気密性が向上したことで自然通気が失われ、シックハウスの症状を訴える人が増加したことから、2003年の改正建築基準法により導入された規制です。
換気には、「第1種換気」「第2種換気」「第3種換気」という3種類の方法があり、住宅に用いられるのは「第1種換気」と「第3種換気」。
このうち、一般的な24時間換気に用いられているのが、機械で排気し給気口から自然給気を行う「第3種換気」。
弊社で採用する熱交換型換気システムは、排気・給気ともに機械で行う「第1種換気」に該当します。
「第3種換気」にはコストが安いというメリットがある反面、外気を直接取り入れるため、給気口付近が寒く感じるという声も多いです。
気密性・断熱性が向上したことで導入された24時間換気なのに、その給気口からダイレクトに冷気が入ってきてしまうのでは本末転倒ですよね。
それでは、「第1種換気」はどうなのか?
熱交換型換気システムでは、外気を室温に近づけてから給気します。だから、換気による寒さを感じにくいのです。
ストレスのない快適な住まいが求められる今、換気による熱損失のない家をつくるためには、熱交換型換気システムが必須といえるのではないでしょうか。