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写真:【道北振興の魅力】ロングライフの基本は構造材選び

スタッフブログ2024.05.13

【道北振興の魅力】ロングライフの基本は構造材選び

by 工藤

こんにちは、道北振興の工藤です。

住宅のロングライフを考えた時、構造としてもっとも適していると考えられるのが、木造在来工法。大工さんが木材を組んでいく、昔ながらの軸組工法です。
私たちが木造在来工法を採用する理由は、主にふたつ。

ひとつは、空間構成の自由度の高さ。
お客さまのニーズに合致した最良のプランを提案するためには、より制限の少ない工法が適しています。
20年、30年後に家族構成が変わった時、手軽に間取り変更のリフォームができるのも、自由度の高い木造在来工法のメリットです。



もうひとつの理由は、長年培った技術力を生かすことができるから。
木造在来工法を古くさいと思う人も、中にはいるかもしれません。しかし、古来より日本の住宅事情を支えてきたこの工法は、高い技術力をもってすれば北海道の過酷な気候にも耐え得る、十分な強度と性能を持った家を建てることが可能です。

建物の耐久性を維持するためには、工法だけでなく骨組みとなる構造材の選定も重要です。
弊社で使用しているのは、コンピュータで自動制御された高精度のプレカット加工システムで1本1本生産された、「スプルース集成材」。
生産から検査までを専門の加工場で行うため、常に品質の高い木材の使用が可能です。
無垢材に比べ、温度の変化や湿気・乾燥による反りや収縮が少ないのもメリットですね。
さらに、弊社では一般的なものより弾性・圧縮強度ともに優れたヒノキやヒバ、カラマツなどの木材を使用しているため、経年経過による木材のねじれや曲がりがほとんどありません。

このように、家の骨組みをつくる構造材にこだわることで、住宅の品質を何十年にわたり維持していくことが可能なのです。